世の中には、デザインと名の付く作業がたくさんあります。絵を描いたり、彫刻を作ることがデザインですが、その他には、環境を設計することや、WEBプログラムを作成する事もデザインといわれています。同じデザインがつく作業ですが、それぞれ見た目にはまったく異なる作業であります。しかし、デザインと名の付く作業には共通した考え方がございます。その考え方は、ある定理や法則に沿って設計していくという事であります。絵画や彫刻では、様々な技法があり、一定の法則の中で、様々な作品を生み出していきます。WEBプログラムも、世界的に決められたルールに沿って、様々なwebサイトのデザインを生み出していきます。
それでは、チラシデザインが沿うべき定理や法則とはなにでしょうか。それはチラシの目的によって性質が異なります。駅前で配布するチラシとコンサートの告知チラシ、ビジネスで営業上利用するチラシやクーポンなど、チラシには様々な目的があり、用途も様々です。チラシデザインを考える場合、チラシがターゲットの手に届いた時の事を想像します。どのような状況で手に取るチラシであるか?どのような人が手に取るチラシであるか?ターゲットを想像できてから、チラシを制作する側のPRポイントをまとめていけば、チラシデザインの制作側の独りよがりなデザインではなく、読む人が求めるチラシデザインになっていくのです。
駅前で配布するチラシのデザインを考える場合、駅前でチラシを受け取ったことを想像します。駅前でチラシを受け取る多くの人は、チラシの内容をほとんど読まずに破棄します。この「ほとんど読まず」というところがキーポイントなのですが、「ほとんど読まない」は逆に「少しは読む」と考えられますので、その少し読んでもらえる部分に、集中してPRをデザインすると良いという事になるのです。
チラシを制作する側は大きな費用を使ってチラシを印刷するわけですから、出来るだけ多くのことを書きたいと思うのが心情です。しかし、この駅前で配布するチラシを作成する場合、破棄される前に一目見ただけで内容が理解できるような、シンプルなチラシを作成すると良いでしょう。
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